NFT(非代替性トークン)

【NFTよく分からない人必見】意味ない!?どんなものか?わかりやすく解説

NFTって言葉よく聞きますよね?
ただどんなものか?きちんとした説明は難しくわかりづらいですよね?
そんなちょっとよく分かんないなって人必見です♪

NFTは現在はデジタルアートやゲーム、写真などに導入され2021年からは様々な企業が導入し、徐々に世間からも注目されるようになってきました。

ここ最近導入されるようになったので、今後の動向が気になる市場ではありますが、わたし個人的見解は、これから伸びる市場だと思っています。

この最近注目されたNFTに触れることで、最新の情報が入手できたり、今後の需要の判断もできると思います。確かに確立されていない分野ではあるので、怖いこともありますが、きちんと問題点・デメリット等も理解した上で、NFTを始めるかの検討していただければと思います。

初めてのことは、みんな怖く不安だと思いますが、やってみなきゃ分からないことはあります。試しに始めてみてみる意味や価値はあるんじゃないかな?と思います。

今回はこのNFTについてわかりやすく

①NFTとは?
・メリット・デメリット
・意味あるものなのか?
②NFTアートとは?
・始め方 Open seaにて解説
・作り方
③NFTゲームとは?
④NFT今後予測される問題点

について情報発信していきます。

Contents

NFTとは?わかりやすく解説

NFTの歴史とは2017年「CryptoKitties(クリプトキティ)」というイーサリアムブロックチェーン上で誕生したゲームが最初の発端となっています。

2021年NFTというワードが一躍話題となりました。

・Twitterの共同創業者で同社のCEOジャック・ドーシーの初ツイートが約3億1600万円で落札されたこと
・デジタルアート作家マイク・ウィンケルマン氏のNFT作品「Everydays-The First5000 Days」が約75億3000万円で落札されたこと

この2つが話題となりNFTが広く知られるようになりました。

NFT=Non-Fungible Token(ノンファンジブル・トークンの略)です。
ファンジブル=代替可能  ノンファンジブル=代替不可能
つまり替えがきかない唯一無二ということになります。

ちなみに替えが効くものとして
FT=Fungible Token(ファンジブル・トークンの略)もあります。

簡単にいうとNFTは唯一無二の替えが効かないデジタル上の証明書になります。
ブロックチェーン技術を活用することで、この唯一無二のデジタル証明が可能になるのです。

NFTのメリットとデメリットとは?

今後のためにも、簡単にNFTのメリットデメリットを紹介します。

NFTは唯一無二に替えが効かないデジタル上の証明いわばコピーや改ざんを防ぎ、作品が売り手の手を離れた後も手数料収入が得られる(転売ロイヤリティ)等のメリットもあり、急速に発展、市場を拡大しています。そのため、将来的にはさらなる成長性を見込める市場であります。

しかしメリットもある反面、デメリットも存在しますので、そこはきちんと把握した上でNFTを理解していただければと思います。

NFTのメリット
①デジタルデーターの唯一性を証明できる
②データに付加価値を付与できる
③取引しやすく互換性もある
④NFTは誰でも作成可能
⑤破損や紛失のリスクがない

NFTのデメリット
①法的な整備が後追い
②手数料(ガス代)が上昇しやすい
③物理的な「所有」ができない

以上のメリット・デメリットも把握・理解してもらえるといいと思います。

NFTは意味ない

私の見解は「NFTは意味ないもの」ではないと思っています。
先ほどNFTは代替不可能で唯一無二のものと言いましたよね?

この唯一無二ということは

価値のあるものを選べば、いい投資にもなり今後の需要が期待されるものだと思います。

例えるなら、アート作品もその価値ってすぐにわかるものではなく、後に売れたり、逆に価値のないものになってしまったり、そういうものだと思います。NFTはここ最近注目になり、アート作品やゲーム(土地や靴・キャラクター)トレーディングカードなど高い値段で取引きされています。

注目があるから「必ず売れる」「一攫千金狙う」「アート作品で儲けてやる」など甘く考えたりはしないほうがいいです。一概には言えませんが、そんな簡単に儲けられません。そのことを念頭おき、NFTに触れるという意味では、とても価値のあることだと思います。

NFTアートとは?わかりやすく解説

「NFTアート」として有名なものに

・BAYC(Bored Ape Yacht Club=ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)
・Beeple(ビープル)
・Crypto Punks(クリプトパンクス)

があります。このNFTアート作品は、数百万円から数千万円、数億円で取引きが行われ、一躍「NFTアート」が有名になりました。

8歳の子供が夏休みの自由研究として取り組んだ、NFTのデジタルアート作品がなんと約240万円で購入され、非常に話題となったのはご存知ですか?独自の売買プラットフォームが存在し、オリジナル作品の購入はもちろん、自分の作品を販売することもできます。

そんなデジタルアート作品に興味のある方に、始め方と作り方について解説していきます。

NFTデジタルアートの始め方 Open sea

この「NFTアート」を売るための場所マーケットプレイスには海外のものから、日本のマーケットプレイスがあります。今回は1番有名で、作品数も多い海外のマーケットプレイス「Open sea」の始め方について解説していきます。

〜手順〜
①まずは「アート作品」を作ります。(後に説明します)
②イーサリアム保管するメタマスクでウォレット(デジタル上の財布)を作成
③仮想通貨取引所にて、仮想通貨(イーサリアム)を購入
④仮想通貨取引所から、自分のウォレットにイーサリアムを送金
⑤Open seaのアカウントを作成し、自分のウォレットと紐付けする
⑥Open seaにて自分の作成した「デジタルアート」を売る
または他の人の「デジタルアート」を購入する

以上が「デジタルアート」の始め方です。

「NFTアート」の取引通貨は、イーサリアムとなっています。

なので、もし興味がある場合はイーサリアムを準備しておきましょう。Open seaで、初めてアート作品を出す際は、初期費用のガス代(手数料)が8000円します。なので、数万円のイーサリアムを購入することをオススメします。

NFTアート取引のガス代(手数料)
・入庫手数料
・出品手数料
・出庫手数料
・販売手数料
の4つが多いです。

NFTデジタルアート作り方

デジタルアート作品の作り方には

①自分で描いた絵や写真をそのままアップロード
②ペイントツールを使用してアップロード
③プログラミングを使用してアップロード

以上の方法があります。ただ、プログラミンを使用した方法は初心者には難しいと思うので、最初はオススメしていません。

NFTアート売れない?

売れるNFTアート作品の特徴
・コレクションになっている
・NFTアートにしかできない独自性がある(特徴的)
・作成者の経歴が変わっていたり、珍しい

この特徴を踏まえると、普通にアートを描いて出品しただけでは売れないと思いませんか?ただ描くのではなく、独自性だったり、コレクション化したりしていくことで、売れる可能性はあります。自分のSNSでブランディングしていくこともオススメします。

NFTゲームとは?わかりやすく解説

NFTでは様々なところに導入されていますが、特に注目されているのが、先ほどの「デジタルアート」と「NFTゲーム」です。

何でこんなにNFTゲーム注目されているの?

疑問ですよね。実はこの「NFTゲーム」お金を稼げるため非常に注目されています。

ゲームでどうやってお金なんて稼げるの?

ゲームでお金を稼ぐことが可能になった理由には、ブロックチェーン技術を活用しているため稼げる仕組みになっています。

このブロックチェーン技術は、コピーや改ざんなどの不正は難しいため、ゲーム上で作成したキャラクターや土地、アイテムなども唯一無二のデジタル証明として(NFT化)として売買できる仕組みになります。

もしそのゲームが終了したとしても、今まではそのゲームの価値とともにアイテムも無くなってしまいましたが、手に入れたアイテムをウォレット内に保存していくことも可能であるため、NFT化した資産は手元に残ります。

またその購入したアイテムなどを、他のNFTゲームに引き継ぐことで、資産価値のあるアイテムとして半永久的に所有が可能です。

 NFT今後の問題点

最後になりますが、ここまで読んでもらいNFTの問題点について知っておいてもらいたいです。ここまで急速にNFTが人気になった背景には様々な問題点もあり、完全に市場が確立されていません。なので以下のような問題点が今後起こるのではないかと予測しています。

①NFTの所有と関連するデジタルアートの著作権上の所有権は別

原則NFTを購入して「所有」しても、そのNFTに関連しているデジタルアートの著作権上の所有権はNFT購入者には与えられません。つまり、アートに関連するNFTの所有権とオリジナルのアートの著作権は別々に存在します。

そのため、著作者が持っている著作物を複製・販売する権利・著作権自体を譲渡すること、二次的著作物を作成する権利などはNFT所有者にはありません。

この著作権とNFT所有が別々であることから、例えばSNSなどのプラットフォームで共有した場合、著作権上の問題を引き起こす可能性があります。

②誰でも作れるNFTの人気が著作権侵害トラブルを助長する

実際に著作権上、所有権を持っていない人でも画像からNFTを作成できてしまう点です。技術的に誰でも作成できてしまうため、NFT販売に絡み著作権侵害のトラブルが多く発生されることが懸念されます。

NFT作品自体に著作権が認められる可能性があり、関連するデジタルアートの著作権とは別に「複数」の著作権が発生する可能性があるため、著作権問題がさらに複雑になり司法で対応できなくなることが懸念されそうです。

③プラットフォーマーにもNFTに関するDMCA(デジタルミレニアム著作権法)対策が求められる

このようにNFTは著作権問題が生じるので、NFTを扱うプラットフォーム事業者はDMCA(デジタルミレニアム著作権法)やその他の法律に基づき、著作権を侵害するコンテンツの削除、削除要請への対応などの義務を負う可能性があります。

今後このDMCAがNFTプラットフォームにどの程度適応されるかはまだわかりませんが、すでにマーケットプレイスであるOpen seaは、その利用規約においてそのことが明記されています。

NFTはまだまだ急速に市場拡大されることが予測できる注目度の高い分野です。

まだまだ伸び代がある分、怖いこともあり、なかなか行動できないとは思いますが、先行者利益もあるので、メリット・デメリット・問題点も考慮した上で、NFT参入を検討してみてください♪