「仮想空間での授業ってなに?」
「メタバースが学習に取り入れられているの?」
「子供がメタバース学習に興味がある」
実はここ最近では、なんと極一部の高校の授業に、メタバース・VR(バーチャル)授業が導入されています。
まだまだ一般の学校では、メタバースは授業として導入されていませんが、現在の日本の小学生でもオンラインが一般化しつつあり、メタバースが一般の教育に導入されるのは、近い未来あるかもしれません。
そんな近い未来ありそうな仮想空間での授業ですが、VRでの授業は、コストが高い、直接的な人との交流が少なくなる、VRが体質的に合わなかったり、などの問題点やデメリットも存在します。
一方メリットとしてメタバースでの授業であれば、発想力が豊かになったり、不登校であった生徒もメタバースでなら登校できる可能性は非常に高くなります。
将来もしかしたら自分の子供がメタバース授業を受けるかもしれない
大人の世界でも徐々にメタバース×勉強として取り入れられている
子供か?または自分の未来にも関係してくることだと思いますので
仮想空間での授業の問題点・デメリットをきちんと理解していきましょう。
Contents
【仮想空間授業】メタバース学習とは
仮想空間授業とは、メタバースという新しいツールを用いて学習していくスタイルのことを指します。メタバースでは360度の空間を楽しめ、VRゴーグルを用いることでリアルに体験しているかのような疑似体験ができちゃいます♡
主にメタバース学習で取り組んでいることは
・プログラミング
・実験や体験
・歴史や数学など
・英会話
・旅行
などを行なっていきます。
メタバース教育のデメリット
①1番の問題点とも言える!とにかくコストが高い。
(補助金対象でないため学校側が負担)
②オンラインでの授業であるため、リアルでの人との触れ合う感覚がないため、感覚や感性が薄れていく(友達との五感を感じなくなる)
③VRゴーグルでの3D空間が気持ち悪くなる(画面酔い)
そのため長時間は使用できない
④紙での授業と比較すると学んでほしい情報が強調されないため、知識として記憶されずらい
⑤VRでの知識がないため、仮想空間の授業に慣れるのに時間がかかる
⑥メタバース依存症やインターネット依存症になる可能性が高い
メタバース教育のメリット
①学校にわざわざ通わなくて良いため登校が楽で場所を問わない
②英会話は現地の人(ネイティブ)や有名でなおかつ現在活躍している人から学べる
③与えられる授業より自ら学ぶ授業で発想力が豊かになる
④ゲーム感覚の授業もあるため、学びが楽しくなる
⑤同じ空間にいながら、海外に旅行したり宇宙空間に行ったり、地震の仕組みをVRで体験するなど疑似体験することにより記憶に残りやすくなる
コストが高いのは非常に難点であり、導入されるまでに時間はかかりますが、疑似体験や英会話のみメタバース授業を取り入れるなど、メタバースと相性のいい授業だけ取り入れられたら、今より楽しく勉強することができます♡
不登校の改善にも!?
文部科学省が2021年10月に発表した「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小・中学校における不登校の児童生徒数は19万6,127人と過去最多で、増加傾向にあることが分かりました。
問題の解決策として、メタバース登校は不登校生徒にも、非常に効果的だと思います。
例えばですが、不登校の生徒が学校に勇気を出して登校しても、すぐには帰れない、ましてや嫌なことがあれば、より閉鎖的になってしまう可能性もあります。
メタバース登校であれば、最悪数時間出席して、無理ない程度で休む、また授業に出るなど臨機応変の対応もできます。
学校などのカウンセラーは根本的な解決はしてくれず、結局不登校を変えられるのは、本人のみなので、一時的に逃げれる場所を作ってあげられるという点で、メタバース内での登校はいいと思いました。
不登校を解消するきっかけにもなると思います。
メタバース授業を取り入れる学校
事例:N高等学校(通称N高)
学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校
N高等学校・S高等学校はKADOKAWA・ドワンゴが創るネットと通信制高校の制度を活用した、新しいネットの高校です。
自宅にいながらメタバース内で受講が可能。
Meta社のOculus Quest 2というVRゴーグルが配布され、好きなときに講座が受けられるようになっています。
ただ文章で説明するよりも、1番わかりやすいYouTubeをご覧ください。
メタバース学校 N高等学校 メリット
メタバース学校 N高等学校 デメリット
https://www.youtube.com/watch?v=HJc_Ol0Iyso
N高を事例として何個かの動画を紹介しましたが、
メタバース授業やオンライン授業に特化しているのは、間違いなくN高であると思います。遠方からも通えて、自分の趣味や活動していることに費やせ、隙間時間で学習できる通信制高校は凄く魅力的です。
ですがその反面、普通の高校のが自分にはあっていたと気づく場合もあるかもしれません。
ただ現在の社会の流れに変化した新たな高等学校のスタイルだと思うので、もしこの高等学校に入学を考えている人は、本当に自分にあっているか?
なんで、N高を選ぼうとしているのか明確な理由を持つとより良いと思いますので、メタバース授業やオンライン授業のメリット・デメリットを把握した上で検討してみてください♪
まとめ
ここ最近注目されるようになった仮想空間(=メタバース)
学校教育内の授業や学習という面にも取り入れられ、新時代に合わせた学校の変化も見られてきています。
メタバース分野での授業は、もちろん魅力的な部分も多いですが、デメリットも存在したり、全員に適応するかと言われたら微妙なところではあります。
ただ勉強のツールとして、間違いなくメタバースという新たなツールは近い未来導入されていくと思うので、しっかり自分の性格に合っているか?本当にメタバースで学びたいんのか?などしっかり考えていきましょう!